平日極悪ツアー

2月の最終週。クラブの行事がキャンセルになり、さて、どうしたものか。NIFTY仲間の最大級のツアーもあるけど、満員御礼で締め切っちゃってるし・・・。
そんな中、偶然にも金曜日休めるスキー仲間が3人そろったので、平日極悪ツアーが成立しました。

2月24日(金)快晴

木曜の夜、日付が変わる頃まで、いろいろと準備して、3時間ちょっと仮眠。3時20分起床で、予定通り3時50分ぐん車到着。都内でHanieをピックアップして、一路志賀へ。さすがにウィークデーだけあって、トラックが目立つ。

トイレ休憩した松代では、かなりの強風。「こりゃ、リフト動かないかも。」ってな話から、以前、全山でサンバレーのペアだけが動いていたときの話に。(後で調べたら、6年前で今回と同じくGunさんと一緒。実際には、サンバレー1基と丸池1基のみ動いていた。)
8時10分、本日の宿・木戸池観光ホテル着。SALLOTの「木戸池ヤッホー」ツアーでお世話になる宿である。 
一風呂浴びて着替えさせて頂いていたら「部屋、入れますよ。」とのこと。馴染みの宿はありがたい。ベッド二つに和室の変則的な部屋。バブルの頃なら10人は泊めたのだろうなぁ。

コンビニで調達してきたサンドイッチとビールで朝食。ぐったり、まったりしつつ、この日の作戦を練る。「奥志賀・焼額山平日限定スタンプラリー」というのがあるとのことなので、奥志賀方面を目指すことに。クルマで蓮池まで移動。

さすがに平日だけあって、蓮池トリプルリフト脇の駐車場がガラガラ。心配していた風もそれほどでもなく、曇り空の下、滑走開始。

蓮池から丸池、サンバレーで足慣らしをして、ジャイアント、西舘(大学生の大会をやっていた)、発哺、東舘ゴンドラ、寺小屋、一ノ瀬ファミリー、ダイヤモンド、山の神と滑って焼額の第2高速に滑り込む。

ここのリフト乗り場のおねえさんに「スタンプラリーのカードを下さい。」とお願いして、カードにスタンプを押して貰っていざ開始。

○に焼額の「Y」のシンプルなスタンプだが、miniチャレンジのように、ゲートを通ると自動的に記録されていくシステムよりも達成感がある。
ちなみに、本来第2ゴンドラにも乗らなければならないのだが、平日は営業停止。「第2ゴンドラの分は、第4ロマンスリフトでスタンプを押しますので、そちらに回って下さい。」だそうな。
そう言えば、miniチャレンジの対象リフトからも最近第2ゴンドラははずされていた。徹底してるな>西武
天候が変わったのか、ゲレンデを移動したからか、それとも標高が上がったからか、焼額に近づくにつれ、どんどん天気が良くなってくる。
今シーズンはおろか、ここ数年みたことのない快晴である。第2高速から第1ゴンドラに滑り込み、動いてない第3ペアの下から、奥志賀に滑り込む。

そろそろ昼食時である。どこで滑るか迷ったが、サンクリストフは既に今シーズン2度入っているので別の所がいいな。ぐんが以前入ったことがあるクリスチャニアというレストランにする。第1ペアのさらに奥のロッジである。

クリスチャニアは、さすが奥志賀(のさらに奥)だけあって、落ち着いた感じのレストラン。
おいらは、ボリュームたっぷりのケーゼシュペッツレ1250円ってものを頼む。ひっつみにチーズをソースをかけたようなこってりしたもの。最初に出てきたミニサラダを残しておいたので、何とか完食できたけど、なかなかきつかった。年配のお客さんが多いのだけど大丈夫なのかな。

ここは、注文してから出てくるまで時間がかかる。皇族もお滑りになる奥志賀は、ガツガツ滑る所じゃないんですね。



陽気に誘われてやっちゃいました


クリスチャニア


スタンプラリー達成


1時間以上のんびりすることになり、ゲレンデに戻る。修行の第1ペアから、第2高速、第3高速、第4ペアと乗り継ぎ、焼額に戻る。
あんまり天気がいいので、普段はやらない「2000m」の看板に顔を出してパチっと1枚。

ここから、下まで一気に下りて、第4ロマンスに乗って焼・奥のミニ・スタンプラリー完了。やっぱ、カードにスタンプを押して貰うと達成感が違うな。
プリンス宿泊券かリフト一日券が抽選で当たる当たるらしいが、提出し損ねた。まあ、シーズン中行くこともあるだろうし、それよりも宿泊券や一日券を貰ってもしょうがないので、記念にとっておくかな。

後は、山の神、ファミリー、高天が原、東舘山、ブナ平と滑る。
どこのゲレンデからも、これまで見たことのないような絶景が広がるので、ついつい、滑る足を止めて、カメラを出してしまい、時間がかかる。

ジャイアントのリフトから、蓮池の駐車場まで。これで、こちら側は制覇。この時点で15:15。
残り時間はサンバレーで・・・という声もあったが、せっかくの晴天なので「横手山から富士山を見よう。」となる。横手山リフト会社に電話をして、この日の営業終了時間を確認。第3リフトが16時、それ以外は16時15分。よし、余裕だ。一路、横手山を目指すことに。

雪道も対向車もなく、スイスイ。陽坂の駐車場にクルマを停めて、第2スカイに乗ったのが15:30。振り返れば、どこまでもどこまでも見える。さらに1月には風で止まっていた第3スカイに乗ると、リフトの横には見事な樹氷。
山形蔵王の樹氷とは規模が違うが、それでも斜面にそそり立つ真っ白なモンスターは感動モノ。

山頂に上がり、さて展望台へ・・・、と何と展望台が立入禁止になっている。何故? 平日だからか、時間が時間だからか、それとも、営業終了しているレストランで悪さするやつがいたのか・・・。
仕方がないので、グルッとリフト小屋を回って富士山を探すが・・・。わからない。ま、いいや。
せっかくなので、頂上で記念写真。




横手山の樹氷


快晴の横手山山頂


この後、まっすぐ第1ペアリフトを目指す。いつもは第2ゲレンデをカービングでかっ飛ばすのだが、せっかくなのでジャンボコースに入ってみる。
さすがにハードなコブ斜面だったわ。きつい。第1ペアリフトをのんびり9分半、降りたらギリギリ16:13だったので第4リフトに飛び乗って、駐車場まで滑り込む。

リフト営業終了とともに滑走終了。朝のスタートが9:40と遅かったのと、昼がたっぷり1時間20分だったのがたたって、ワンデーチャレンジは達成できなかったが、まあ、急ぐ旅でもなし。

ホテルに戻り、温泉につかる。透明でニオイもない。柔らかな優しいお湯。朝はぬるく感じたが、夕方は丁度良い・・・と思ったら、後から入ってきたおっさんが、湯加減も見ずに、水道の蛇口を全開
湯の温度もさることながら、薄まって効能が弱まるでしょうが・・・。注意したいが、半分水みたいな所に気持ちよさそうに浸かってるバカ、もといオッサンの顔を見てたら、まあ、いいや・・・って感じ。せめて、掛かり湯するとか、手で湯加減を確かめるとかすりゃあなぁ。

部屋に戻り、プシュッと一杯。渡嘉敷島で買ってきたマグロジャーキーがうまい。

夕食は18時。何度も念を押されたのは、温かいものは温かいうちに・・・という配慮だったようだ。地ビールを一本頼んだ後、熱燗を頂く。一時間半ほどかけて晩御飯は御馳走様。

隣に10数名の団体がいて、リーダーらしき年配の方が大きな関西弁(というか、「小さな関西弁」って、無いのかもしれない)でしゃべるのだが、やたらと「わたスキ」の話が出てくる。よほど、「DVD持ってきてますけど、一緒に見ませんか?」とお誘いしようかな、と思ったけど、気持ちよさそうに話しているので遠慮しておいたが、フラストが溜まる溜まる・・・。

部屋に戻り、それならば、とわたスキつけながら横になる。先週末、背中(肋骨??)を傷めて寝起きが不自由なのでベッドを使わせて頂く。ご配慮に感謝。
「30分くらいね。8時に宴会開始。」ってなことを言っていたのに、気づいたら22時近く。当然、わたスキは終わって、メニュー画面の音楽がさびしく繰り返されている。

そこから赤ワインをのみながら、ゴールデンスランバー。この日は「名場面集(笑)」ではなく、最初からストーリーを追ってみる。久しぶり。最初から最後までしっかり見ました。
その後、風呂に入って、缶ビールで軽く。酒は日本酒に替わり、30代、40代、50代の3人の話は深夜2時過ぎまで続きました。

2月25日(土)小雪

7時25分起床。外は雪。温泉につかって、荷物を全部積み込んで滑走開始。
まずは、目の前の木戸池をつぶしてから熊ノ湯に回って貰い、5回目のチャレンジ達成。これでTシャツは余裕。100位以内も何とかなりそうな気がする。
自分たちのシュプールしかない熊の湯を2巡して、次のチャレンジの始まり。横手山、木戸池を終えてこちら側を全部つぶして、蓮池へ向かったのが11時。

これからは、のんびりと滑ります。蓮池から、ジャイアントを抜けて、西舘3本、発哺クワッドから東舘ゴンドラ、寺小屋、高天が原まで回ったところで、ブナ平のいこい荘でサロット集結とのことで合流。
カレーうどん、もつ煮、地ビールの昼ご飯。のんびり、まったり。

13時40分、午後の滑走開始。まずは目の前のブナ平をつぶしてから、「サンバレーに行きたい」との声でシングルリフトにまで乗っちゃいました。 サンバレー番長で、ブイブイ言わせて15時15分、ちょっと早めに滑走終了。




いこい荘のカレーうどんとモツ煮


集結したサロットクラブのみなさん


これから、NIFTY仲間の最大ツアーが実施されているヨマセへ転戦します。途中で、クラッカーとクリームチーズを調達。

ヨマセの宿は、初めてのライムライト。実は、本体ツアーが満員御礼なので、こちらから夜の宴会だけでも乱入しようっていう算段で、本体の宿から徒歩1分の宿を幹事さんに紹介して頂いたのである。温泉に入り、夕飯まで部屋で軽く一杯。マーマレードとクリームチーズ。美味い!

晩御飯は、乱入組8名で、軽く宴会モード。お鍋は坦々鍋。食べ終わったスープで、ご飯が進む。二膳目の人、多数。みんな、若くないのに・・・。
食事の後、部屋でマッタリしていると、幹事さんから「子供宴会始まるよ」との連絡。それじゃ、と、子供が好きな着ぐるみをきて、様子を覗きに行ってきました。

子供宴会は、文字通り子供達が主役。いろいろなゲームをやって盛り上がってます。これまでは、仕切りは幹事(オトナ)がやっていたのだけど、今回は子供達(の中でも年上の中学生達)が司会、ジャッジ等進めていく。いやぁ、大きくなったのねぇ。近所のおじさんのような気持ち。

そうこうするうちに21時になりオトナの宴会。乱入組もやってきて、とくに何をするではなく、呑んで、食べて、お話して。ジャイアン・トランプで夜の研修会。これは、企業の研修でも使えると思います! ババ抜きやったり、オヤジギャグ歌留多やったり・・・。

2時40分、宴会も終わり、凍った路面をソロソロと宿にやどに戻り、撃沈‥‥‥



美少女レーサー、ワクシング中


子供宴会


大人宴会


2月26日(日)雪

7時半起床、ヨマセは雪。朝ご飯、風呂、着替え・・・といつもの段取りをしていたら、本体の幹事さんから「集合写真撮るけど、来る?」いや、もちろん行くけど、写真って9時からじゃなかったっけ? 「早く出たい、という家族がいたので早めた。」おいおい、言ってよぉ。

慌てて本体のホテルへ。こちらのおねぇさま方はスッピン(笑)
早く準備を終えてしまったので、ゲレンデへ。
ここで、人生初の「シニア券」。ここは年齢のハードルが低いのもさることながら、その割引率がすごい。普通の1日券が3900円なのに、シニア(なんと50歳以上)の食事券800円分付き1日券が3200円、つまり、リフト券は実質2400円と4割引。嬉しいんだか、悲しいんだか。

) 一本足馴らしの後、丁度来たキャットワゴン(キャタピラ付きのワゴン車)で高井富士へ。移動した最初の客だったようで、そこら中がノー・トラック。

キャットワゴンの運転をしてたパトさんによれば「木島平、やばいっすよ。」ということだったが、手違いで動向のGun、Hanieのリフト券が、高井富士までしか使えなかったので、ここで滑ることに。
後発部隊も高井富士到着。で、何本か一緒に滑る。

11時40分、高井富士のゲレ食・シャンテで昼ご飯。味噌ラーメン800円。
昨年2月からのダイエットの間、飲んだ後のラーメンを封印したこともあり、ラーメンは久しぶり。

食事の後は、高井富士の一番上のリフトで新雪を楽しむ。腹いっぱいになったので、貸し切り状態のキャットワゴンでヨマセに戻る。

ヨマセに戻って、朝と同じパトさんのアドバイスで、カモシカコースに入り、食い残しを二本頂いて15時10分、滑走終了。いやぁ、堪能、堪能!!

16時、大宴会幹事のtotoさんにご挨拶して、ヨマセ発。先週傷めた背中は何とか保ちました。滑りのコース取りから荷物の積み卸し、部屋の寝る場所まで気を遣って頂いた動向のお二人に大感謝!!



人生初のシニア券


これがキャットワゴン


高井富士な皆様


【データ】

滑走日 :2012年2月24日〜26日(シーズン通算滑走日数24日)
ゲレンデ:志賀全山、よませ温泉スキー場、高井富士スキー場
リフト待:なし
宿   :木戸池観光ホテル@木戸池
     ライムライト@ヨマセ

【おこづかい帳】

宿泊費  :19,300円(木10500+ラ8800いずれも夕食時の飲み代等含む)
リフト代 : 2,400円(志賀シーズン券+よませシニア食事券付1日券のリフト代分)
交通費  : 5,600円(ガス代、高速代割り勘)
 計   :27,300円


シーズン累計:356,800円



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