突発・志賀ふたり旅

都連の準指検定の週末。今年はサポート・・・と思っていたけど、本隊は金曜日の朝出発で、サポートも1名確保できたとのこと。
「もし、お時間があれば冷やかしに来て」というお誘いだったのですが、仕事の都合で金曜日は休めないこともあり、お見送り決定。となると、ひとり旅決定。行き場所は板が置いてあるサンバレー。
と、そこに前々週も一緒に志賀を滑ったはにーサンも「サンバレーひとり旅」ということだったので、相宿をお願いして、一緒に滑って貰いました。

3月9日(金)

上記のような事情で、往路は今シーズン2回目の夜行バス。はにーサンも池袋からの夜行バスだが、同じ会社ではないようで、ここはひとり旅。
雨の中、ブーツ、ウェアを持って、池袋へ。板がないだけでも、楽と言えば楽。

池袋のサンシャイン文化会館のバスターミナルに行くと、12月のスキーバス営業開始日と大違い、40台ほどのバスが並び、人であふれている。思いの外、スキーヤーもいる。
席は最前列で隣が空いているのはラッキー。ただし、最前列ってのは寒いんですねぇ。シートベルトは三点式で、妙にテンション上がる。

バスは、基本的に一般道。トイレ休憩のためだけに高速道路に乗る感じです。時間的に早くついてもしょうがないし、安くあげるっていうことなんだろうけど。カーブや路面のでこぼこが結構ひびく。
45人乗車だったが、竜王で3分の2が下車。(殆どがボーダーの若者だったが、みんな起きないので、乗務員が点呼をとっていた・・・。)

3月10日(土)雪

予定では6時50分サンバレー到着だったのだけど、どこでどう時間を取ったのか、7時過ぎに上林でチェーン装置。サンバレー到着は7時半。
この日の宿はグリーン。休憩室にて先行のはにーと合流。ここの休憩室はこたつがある。ありがたい。お風呂に入って、休憩室のこたつで買い込んできたサンドイッチとビールで朝ご飯。

8時20分、8:20、法坂リフトが動き出し、はにーは滑走開始。オイラは志賀の湯で板をピックアップして、遅れて8:40滑走開始。丸池のSunohara常務にチャレンジ感想文を届けて、ジャイアントから発哺に向かったところで、はにーに追いつく。

チャレンジは、おいらはタンネ〜奥志賀を、はにーはサンバレー〜奥志賀+木戸池が残っている。ってことで、今日はサンバレー〜奥志賀を重点的につぶして、木戸池方面は明日・・・ということになる。
西舘から、陸橋を渡って高天が原。ここから一つずつつぶして、奥志賀へ向かう。

降っている雪は気にならないが、とにかく雪が重い。2月はずっと1号機(Salomon24)で滑っていたせいもあるが、久しぶりの2号機(Salomon DEMO10)は滑りにくいこと甚だしい。
一ノ瀬ファミリーで既に「太もも、売り切れ寸前。しかも膝に違和感

寒いとか眠いとか(二日酔いとか)ではなく、滑ることそのものがキツイ。シーズンのこの時期にして、滑りの悪いところが全て出てきてしまった感じ。

それでも、何とか奥志賀までたどり着き、この時点でおいらはチャレンジ1回終了。ここでサロットの皆さんとチラッと合流。はにーが残した寺小屋、発哺、ブナ等に急げばいいのだが、無理を言って、復路も一つずつつぶして貰い、おいらの次の周回におつきあい頂く。

このため、1日に、奥志賀の第一ペアを2回・・・なんていうのんびりしたものに。その第1ペアで熊の着ぐるみ発見。しかも、たったひとりでリフトに乗り、たったひとりでプルークをしている。

後で聞いたら、杉山スキースクールの先生だそうな。一番若いセンセイが、先輩から「今日は、生徒も少ないから、おまえ、それで宣伝してろ。」とでも言われたのかな? 声をかけると、嬉しそうに(といっても、表情は見えないけど)手を振ってくれました。

2月の終わりにチャレンジからは外れたけど、前回の「平日限定スタンプ」のカードをプレゼントに応募するために焼額第2ゴンドラへ向かったら、いつものメンバーと遭遇。全員で集合写真を撮りたいところだけど、カメラのセルフタイマーがいかれているので、皆さんをスナップに収めるに留める。

天気は高さによって違うようで、焼額で一瞬晴れ間。ここで、我々はもう一度第2高速に乗らなければならないので別行動。一本一緒に滑っただけでした。

13時20分。ダイヤモンドまでつぶして、ようやく昼ご飯。本当は、久しぶりに寺小屋で・・・とも言ってたのだけど、空腹には勝てず。

いつもはウェアにチョコレートくらいは入れているのだけど、この日は少しでも荷物を少なくしようと手ぶらだったので、ホントに腹減った。
空腹の勢いで、ダイエット以来食べていない「カツカレー」と、志賀高原地ビールの生を注文。カツは分厚くて柔らかくてさくさくしてて美味しかったのだけど、ご飯がベチョベチョだったのが残念・・・。

食事をして、元気も出て、午後の滑走開始。いつもと逆のルートで、しかも一つずつつぶすので、どんなルートにするか、二人であーでもない、こーでもないと言い合いながら。
ここのところのチャレンジは、サンバレー発の一筆書きで早回りするばかりだったので新鮮。いつもはリフトだけで移動するゲレンデを滑ったりと、楽しく、雪が重くて負けそうになるのを鼓舞してました。

一ノ瀬ペア→タンネ→一ノ瀬クワッド→寺小屋クワッド→寺小屋ペア→高天が原トリプル→高天が原クワッド(オリンピックコース)→ブナ平→発哺クワッド→東舘ゴンドラ→西舘トリプル→西舘フード→西舘クワッド→ジャイアントと戻ってきました。天気は天気は雪、ガス、曇り、晴れと、めまぐるしく、雪も悪かったので、景色や滑走を楽しむ余裕はなかったけど、パズルを解いていく楽しみがあった。蓮池→丸池→サンバレーと帰ってきたのは16:20、ギリギリのタイミングでした。

で、気がついてみれば、8時半の滑走開始から、30分ほどの昼休みを除いて、ほぼ滑りっぱなし。Skilineで確認したら、標高差9200mと、これまでで最も滑ってる。チャレンジは所詮33基で達成のところ47基。もう少しで、全山のリフト数に匹敵でした。

グリーンの部屋に入り、風呂の後、部屋で乾杯
18時からの晩ご飯は、前菜、スープに続いて、魚料理(サワラのムニエル)、肉料理(ビーフシチュー)がちゃんと順番にサーブされ、これに合わせて、白、赤、一本ずつワインを頂きました(*^_^*)。

食後は、飲み残しの赤ワインを持って、暖炉で馬鹿話。置いてあった「世界昔話かるた」の絵札を見て、読む札を想像する・・・。なんか、前のツアーと同じようなことをやってる。窓の外では、随分遅くまでピステンが動いていた。
暖炉の火も消えたので22時部屋に戻る。震災関係のテレビを見ながら、泡盛を飲んでいるウチに二人して落ちる。

3月11日(日)快晴

昨晩、部屋に戻ってから、ガンガン水を飲んだせいか、それとも快晴だからなのか、スッキリと7時半に目覚め。
が、ここの朝ご飯はちょいと遅めの8時。それならと、朝飯前に朝日を浴びながらひとっ風呂。昨日、痛めつけられた太ももをのんびりストレッチ。

朝食は、パンもあったけど、いつもどおり和食を選ぶ。
この日は、チャレンジ残りの木戸池、熊の湯、横手山へ遠征。バスは9時27分なので、のんびり準備。チェックアウトして、おいらは、荷物を志賀の湯の休憩室に運んでから、ゲレンデに出る。昨晩遅くまでピステンがけしてたのは、どうやらポールレッスンがあるみたい。

真っ青な空の下、かっちりピステンのかけられた美味しいところを4、5本かっ飛ばしてバスへ。バス停では、ウチのクラブのケンちゃんとバッタリ。なんだ、来てたの? そういや、 1月の自主トレのときにワンデーを付き合ってくれたkaminobe氏も志賀の湯にいた。クラブ本体が泊まりに来てないのに、ありがたいことです。

木戸池につくと、サロットが2台。あわてて、木戸池を一本滑って(ここで、はにーサンはチャレンジ達成)、クルマで熊ノ湯に移動。雲一つない。ここで、熊ノ湯を3本。
リフト上から見ると、腿まで雪に埋もれてターンしてくる人がいる。一緒にリフトに乗っていたUeito氏と「え? 腿パウ?」と異口同音に・・・。よく見るとテレマーカーでした。

熊の湯で、スキー仲間の息子さんが練習してるのを応援。

サロットチームが、熊ノ湯をもう一度回す・・・というので、自分たちは快晴の横手山を目指す。が、遠くは薄曇りで富士山は今日も見えず。
それなら・・・と渋峠に向かう。良い天気、雪もいい、おまけに、珍しくリフト待ちゼロ。こんな渋も珍しい。とは言っても2本滑っただけだけど。

横手山に戻り、11時過ぎでまだ空いていた山頂ヒュッテで小休止。昼ご飯には早かったので、志賀高原ビールのポーター(黒)の生を一杯だけ。

非圧雪のキングコース。先々週はコブが大きく堅くて苦労したが、この日は柔らかくて気持ち良かった。その後、修行の横手山第1ペアでチャレンジも無事達成。

11時55分のシャトルで丸池に戻る。丸池Aコースがいかにも滑りやすそうだったので、調子に乗って、今シーズン初(というか、何シーズンぶりかの)の丸池Aコース。
途中、2,3回悲鳴もでたけど、気持ちよく降りて来ました。一生の思い出です(笑)

お昼は志賀の湯ホテル。改めて、チャレンジ達成の祝杯。自家製の野沢菜炒めやキムチでビールが進む、進む。午後はなしですな。
今シーズン初のカレーラーメンを食べてると、AFSCのAnzaiさん発見。Anzaiさんもこの数日、志賀の湯に泊まってたんだって。何だよ、みんな単独行動して・・・。

何とAnzaiさん、本日、テクニカル合格だそうです。すげー。おいらより11歳年上だぜ。
昼飯終わって、一本早いバスで下山するはにーサンはラス1滑って滑走終了。おいらは、ひとり旅。途中、シャトルバスの中で、14時46分を迎え、ひとり黙祷

木戸池から、ジャイアント、西舘と回る。天気予報が大当たり。3時になった途端に雪がちらついた。
人っ子ひとりいない西館のトリプルリフトに乗ってたら、何やらをギャーギャーとウルサい。リフト降りたら、サルに睨まれた。何と、20匹以上のサルがゲレンデを横断しようとしていたのであった。おっかなびっくりカメラを向ける。この季節、子ザルがかわいいんですけどねぇ・・・。

15時50分滑雪終了。バス停まで、はにーサンを見送り、志賀の湯で温泉を使わせて頂き、荷物一式を置かせて貰う。ありがたいことですわ。もっと来なきゃ。せめても・・・と土産物を買う。
バスの時間待ちでフロント前にいたら、社長さんが「まあ、飲んで」とワインを振る舞ってくださる。「ここのところ、顔、見ないじゃない。どうしてたの・・・」イタタタタ「あ、あの、クラブ員は検定で、どうのこうの・・・」

16時57分の長電の急行バス、増発便に乗車。長野で西武バスの池袋行きに乗り換える。車内で、サンドイッチとビール。トイレのついていないバスなので、控えめに控えめに。

さすがに、高速では渋滞にはまり、予定よりも30分ほど遅れて22:35池袋着。JR、東横線と乗り継いで、自宅に帰ってきたのは23:30。安上がりだけど、6時間半かかりました わ(笑)
突発のツアーにしちゃ、滑りまくりました。この週末でチャレンジも2回達成。あとはのんびり滑りたいですなぁ。

【データ】

滑走日 :2012年3月10日〜11日(シーズン通算滑走日数26日)
ゲレンデ:志賀全山
リフト待:なし
宿   :志賀・サンバレー「志賀高原の家 グリーン」
ゲレ食 :レストハウス ダイヤモンド カツカレー1100円

【おこづかい帳】

宿泊費  :11,200円(1泊2日+夕食時の飲み代)
リフト代 :     0円(志賀シーズン券)
交通費  : 9,600円(往路夜行バス4000円+復路高速バス1600+4000円)
 計   :20,800円


シーズン累計:377,600円



前のツアー次のツアー


スキーのページに戻る

ぴなのほめぱげへ
inserted by FC2 system