2008年8月分

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ねぷたな週末(1)
金曜日、「そうだ、ねぶた、行こう」と思い立つ。
「ねぶたのときの青森は宿が取れない」と聞いていたが、2,3日前の新聞に、地震の風評でツアーは6割程度の申込状況との報。何とかなるかと、片っ端から宿に電話するも轟沈。

そこで諦めず、「青森がダメなら弘前があるさ。」なんと、一発目で駅近くのビジネス旅館(笑)がOK。

で、宿の次は足。新幹線+特急なら何とかなるだろうが、節約して高速バス。
14時過ぎの仙台発高速バスで弘前着は予定より少し早く18:15。東北道を北上するに連れて、雲行きが怪しくなり、青森県に入ったら大粒の雨・・・。弘前市内も降ったりやんだり。

宿のフロントで「雨ですけど、お祭り大丈夫でしょうかねぇ。」と尋ねると「大丈夫だと思いますよ。みんなビニールかぶっちゃうけど。」とのお答え。「蓬莱橋のところで、串焼きをタダで食べられるから」とチラシを頂く。旅館組合?が宿泊者向けにサービスしているらしい。蓬莱橋への行き方教えて貰って、いざ出陣。

雨は降ったりやんだり。歩いて15分ほどで土手町へ。蓬莱橋を目指す。お祭り開始5分ほど前なのに思ったほど込んでいないのは天気のせい?
宿泊組合の屋台でホタテを頂き、生ビールも買って、一人乾杯。

そうこうする内に、最初の大きな太鼓がやってきた。をを、すごい。飛騨・古川の起こし太鼓みたい。歩道のすき間を見つけて見物。雨よけの帽子、ビニールかっぱ、折り畳み椅子の3点セットは威力を発揮。途中で場所を替えて「審査員席」の真正面に陣取る。ここは交差点で、道幅も広く、電線もないので、ねぷたも大きくなり(謎)、グルグル回したり、あっち行ったり、こっち行ったりパフォーマンスをするし、それぞれのねぷたを紹介するアナウンスも聞こえるのでベストポジション。(こんなところが何故、まだ空いているんだろう。)

三国志から題材をとったものが多いようだ。そして、最後は太鼓とお囃子。ヤーヤードゥーのかけ声で進んでいく。思いの外、静かな感じ。青森ねぶたの跳ねる感じとはかなり違うようだ。

最初はビニールがかぶせられていたねぷたが多かったが、天候回復につれて、ビニールをはずしたねぷたが増えてくる。
色鮮やかな武者絵。目が飛び出てたり、首が飛んでたり、ちょいと「どうよ、あれ」という図柄もあるのだが、キレイであることは確か。 タップリ10時までねぷたを堪能。

GWに行けなかった三味線ライブの山唄を目指す。店についたのは22:15。ライブ終了が22:30だったので最後の15分だけ、何とか聞くことができた。 ライブが終わり、次々に客が帰る慌ただしい雰囲気の中、貝味噌焼きやら何やらで升酒を頂く。カウンターの中のお兄さん(津軽弁丸出し)から三味線の話なんぞも少し聴けたが11時で追い出されてしまったのでちょいともの足りない。

直ぐ近くに「津軽居酒屋」なる看板を発見、カウンターに座って「郷土3品盛り」(けの汁、にしんの飯寿司、粒の酢味噌)とじょっぱりで始める。ここの親方サンと話がはずんだ。ねぷたのお話しを伺い、パンフレットを頂き、最後は「これも地酒ですよ」とニッカのシードルをご馳走になっちゃいました。

良い気持ちで、宿に戻ったのは1時過ぎ。それからお風呂を頂き、1時半就寝。行き当たりばったりだったが、まずは満足の一日目。
2008年08月06日 01時10分30秒



ねぶたな週末(2)
寝て1時間ほどで寒さで目が覚めた。間違えてエアコンのONタイマーを入れてしまっていたらしく、クーラーがついていた。いかんいかん。再度、深い眠りにつき、7時過ぎに目覚めたが、さすがに前夜の酒もあり、起きたくない。

さて、今日は青森である。が、青森行きの列車は8:10の後は10時過ぎである。その間、特急や急行があるのだが、急ぐ旅でもない。8時半チェックアウト。駅に行ったら無料レンタサイクルがあったので借りて、1時間ほど時間つぶし。昨晩の土手町辺りから、桜を見たお城までを町の雰囲気を楽しみながらペダルを漕ぐ。途中に、ねぷたを置いた仮設の倉庫があり、改めて「でけーなぁ。」と感心。

10時過ぎの列車で青森へ。この日の目当ては三内丸山遺跡。路線バスで25分ほどで遺跡へ。ここは無料。
オリエンテーションのビデオを6分間見て、50分ほどのボランティアガイドによるガイドツアーに参加。名前しか知るなかったが、実は、とっても貴重な遺跡だったんだ。縄文時代の遺跡としては3つだけが国の史跡に指定されているそうな。

竪穴式住居は、草葺き、板葺き、土葺きとあるそうで、それぞれいくつか復元され、実際に中に入ることもできる。こういうところに来るとどうしても撮っちゃうお約束の写真。
ガイドツアーの後、時遊館というメインの建物では、津軽三味線のライブをやっていたので30分ほど聞く。津軽じゃみせんは「差別されていた」「本来は、貧乏な弾き手が三味線を壊さないようにそーっと引いたものである」なんてことも初めて知った。
受付では、ねぶたの跳ね人(はねと)の衣装のおねーさんがいたので、ここでもツーショット。

3時過ぎに青森に戻り、港の三角の建物アスパムへ。昨晩、居酒屋の親方から「青森のねぶたは、昼間は港に集まっていて、見られますよ」と聞いていたからだ。

あるわ、あるわ。弘前のねぷたが2次元なのに対し、こちらは3次元。絵のような細かい表現はできていないが、動かしたら迫力はあるのだろう。
それぞれのねぶたは県庁、市役所、自衛隊のほか、ヤマト運輸、JR東日本、東芝、富士通、キリンといった企業が作っているのが弘前との違いだ。(弘前も、宗教団体や医師会が出しているものもあったが、基本は町内会だった。)

観光バスが後から後から、観光客を運んでくる。町中には跳ね人の衣装を付けて、鈴やらうちわやらバスタオルやらを売っている高校生くらいの男女がわんさか。それぞれのねぶたの前には写真屋がいて、団体客相手に記念写真を撮っている。

全体として「観光客相手のイベント」という印象を受けたが、実際の祭を見たらイメージは違うのだろうか・・・。
機会があったら、是非ともお祭りもみたいものである。

後ろ髪を引かれる思いで17時過ぎの高速バスに乗り、仙台へ戻る。

弘前と青森、ねぷたとねぶたと呼び方も違うが、そのコンセプトもかなり違うものと感じた。もちろん、どちらもありなのだが、やはり祭は「見るものではなく、やるもの」と感じた次第である。
2008年08月06日 01時18分37秒



グーグル・マップのストリート・ビュー
久しぶりに何の予定もない週末。いや「予定がない」という意味では先週も同じだが、急遽予定を入れてしまった。
七夕も終わり、仙台はあっというまに秋の風。洗濯して、掃除して、ようやく来週末のioHオフ用のバス予約をした。東京行きの高速バス、原油は上がってるのに値下げ合戦。3000円が普通になってきた。

さあて、タイトルのストリート・ビューだが、文字通り、街に立ってグルッと見回した画像がみられるのだ。これまで、アメリカ、ヨーロッパくらいしかサービスがなかったが、今週から日本(首都圏、京阪神、そして何故か仙台)でサービスが始まったのである。
さっそく自分の家(実家、世田谷、仙台)をチェック。実家は表札が読めそうな解像度。仙台は光の関係でクッキリ。3月に終わった耐震改修が出来上がってるから、4月以降の画像だ。
クルマに全方位カメラを載っけて走らせて情報を入手してるらしいので、本当の横丁までは無理みたいだけど、こんなところまで見に来ているかと思うと、缶コーヒーBOSSのCMじゃないが、調査員に見張られている気がするな。
たまたま写り込んじゃった人間の顔は自動的に?認識してボカシが入るようだ。どういう認識しているのか判らないが、ときどき駐車中の自動車のタイヤにボカシが入っているのは笑える。
2008年08月09日 15時46分43秒



新・減量日記62
【7/20(日)〜7/26(土)】(kg)
69.2kg(17.4%)→69.6kg(19.4%)→70.2kg(19.5%)→69.3kg(19.4%)→?kg(?%)→69.0kg(19.9%)→69.3kg(19.5%)
前々週に久しぶりの67キロ台を出したと思ったら、今回は屈辱の70キロ台である。21日は鹽竈のお神輿でさんざん歩いたと思ったのだが、前夜の牛タン・カレー、当夜のカップラーメンが効いてる。

【7/27(日)〜8/2(土)】(kg)
68.9kg(18.7%)→69.5kg(20.0%)→69.7kg(20.0%)→69.1kg(18.7%)→68.7kg(19.7%)→69.1kg(17.8%)→68.8kg(?%)
立町のお神輿のおかげか68キロ台と好調なスタートだったが、週の途中は飲みが多くダメ。

【8/3(日)〜8/9(土)】(kg)
69.1kg(17.4%)→68.4kg(19.1%)→68.6kg(18.3%)→68.3kg(19.2%)→68.6kg(18.2%)→68.0kg(18.3%)→68.8kg(18.6%)
この週末は弘前、青森と遊びに行き、両日ともよく歩いた。お陰で少しずつ減ってきている。

思うに、呑み会は体重が減る要因だった(食わずに呑むから)が、はしごをすると、それぞれの店でお通し+最低ひと品は注文しているわけで、体重は落とせないです。もちろん、酒量も増えるしねぇ。
悪酔いしないのが、いけないのか?
2008年08月09日 15時52分34秒



久々の手作り弁当(8/11)
久々の弁当である。夏なのにね。
茄子・豚肉・タマネギの味噌炒め、大根のこんにゃくの煮付け、三色卵焼き、チーズかまぼこ、鱒ご飯。
メインの二品はいずれも職場近くのお店からいただいてきて、冷凍しておいたもの。
炒め物は解凍して、ラー油でおいら流のアレンジ。煮付けは解凍したらこんにゃくが微妙な食感。ま、これもありかな。チーかまは、よくある筒状のものじゃなくて、ちゃんと板についたもの。
今月はこれで終わりかなぁ。
2008年08月11日 19時34分59秒



夏休み@十和田湖
夏休みがとれました。ふと思い立って、十和田湖に来てます。
宿は前夜にネット(「るるぶ」のサイト)で予約。足は高速バスの自由席を乗り継ぎ。仙台→盛岡→十和田湖。どちらも余裕で座れた。

こんなに簡単に来れちゃいました。うーん、タイミングがよかったのか、風評被害が深刻なのか。

朝7時に仙台を出発、昼前には十和田湖着。総合案内所で情報を仕入れ、午後は宿の無料自転車で湖岸をウロウロ。明日は、奥入瀬渓流に行きます!
2008年08月12日 20時13分38秒



十和田湖な夏休み(初日)
実は、最初、十和田湖へは八戸経由でいくつもりだった。殆どのサイトが青森or八戸からのバスしか紹介していなかったから。仙台−八戸の高速バス「うみねこ号」は4時間。八戸−十和田湖は2時間。しかし、接続がものすごく悪くて朝仙台を出ても、十和田湖着は17時過ぎである。仕方ないかと思っていたときに見つけたのが「盛岡からバスで135分」なる記述。

「盛岡 十和田湖 バス」で検索すると、岩手県北バスが7月19日〜11月3日の間、1日1往復だけ「とわだこ号」を運行。季節モノなので、あまり紹介されていなかったのか? それにしても・・・。
これが、丁度、仙台−盛岡のバスの始発に接続(ほんとは、一番のはやてに接続だろうが)

で、7時仙台発で定刻に盛岡着。陽射しが強い。「とわだこ号」も乗客は二十人弱でゆったり。発荷峠を越えて、湖が見えたらテンション上がりまくり。
そんな私を乗せたバスは定刻の正午前に十和田湖駅着。
昼飯は岩魚焼定食。予約しておいた駅の真裏の国民宿舎に行き、荷物を置かせて貰い、自転車を借りる。これ、宿のサービスで無料。久々のマウンテン。

定番の乙女の像、十和田神社などを見た後、しばし湖岸をサイクリング。しかし、1周50数キロ、田沢湖よりずっとでかい。高低差もあり一周は無理。湖畔の道は、ずっと木陰になっているので快適・・・といいたいところだけど、ものすごくアップダウンがあり修行。21段変則のギアを駆使して、何とか乗り切る。知らない道だし、路面もあまりよくないところがあるので、下りでもそれほどスピードを出せない。

途中、和井内神社とか、和井内貞行資料館とかのプチ名所に立ち寄る。走り始めて2時間。滝ノ沢キャンプ場付近(後で測ったら13キロ弱)で、折り返し。 ふと魔が差して、盛岡からのバスで通ってきた発荷峠を登ってみた、がここも高低差430メートルほど。途中で断念したが、十和田湖をじっくりと独り占め。

宿に戻ったのは17:50。チェックイン。連泊だが2日目の夕食はキャンセル。お勧めの店を教えてもらう。 「国民宿舎」と称しているが、完全に民営だそうな。物腰の優しいフロントのおじさんが、いろいろと教えてくれる。

部屋は6畳のこじんまりした和室。一人には充分。
風呂は「半かけ流し」。十和田ポニー温泉。ちょっと怪しげ。循環してるんだって。さっと汗を流し、浴衣に着替えて、夕食。生ビールがすいすい入ってしまう。ヒメマスの鍋など、地元のものをしっかり使ってて、うまかった。

食後、街を偵察しにいくが、まだ8時過ぎだというのに真っ暗。前夜、寝不足だし、翌日に備えて早めに就寝。
2008年08月16日 11時31分55秒



十和田湖な夏休み(二日目)
2日目はメインの奥入瀬渓流散策。
小学校時代、教育実習の先生が、奥入瀬から絵葉書を送ってくれたのが印象にあり、一度行きたかった「心の世界遺産」である。

5時半起床、6時からのボランティアガイドによる休屋周辺のお散歩に参加。乙女の像、十和田湖神社を再訪。説明を聞くと、また格別。

朝食後、総合案内所で教えてくれた瞰湖台を通る1日1本のバスに乗り、渓流を目指す。瞰湖台は、湖を一望できる展望台。バス停に停まったとき、窓の外を食い入るように見つめていると「少し観ていきますか?」と運転手さん。「ありがとうございますっ」とバスを降りて、展望台にあがると、うーむ、少しもやがかかってるが、これはこれで幻想的。

子ノ口から渓流沿いの道路へ。車内には渓流の説明テープが流れる。案内所で「テープで予習してから歩くといいですよ」と言われたとおり。

通常、石ケ戸から歩き始めるが、渓流センターに行きたくて、さらに10分先の焼山まで乗る。案内所では「まあ、見聞を深めるためにはいいですが・・・。」という程度だったが、まさに、その通り。このために5キロも余計に歩くなんて・・・。

誤解していたが、十和田湖へ流れ込む河川は殆どなく、奥入瀬渓流も十和田湖から流れ出している。つまり、子ノ口(北側の出口の意味か)は上流、焼山は下流となり、楽に歩くには子ノ口→焼山のコースなのに何故、焼山(石ヶ戸)発? 滝や急流は高いところから低いところに流れている(当たり前)から、下流からアクセスすればそのまま見えるが、上流からだと振り返らなければならない、ってことだそうな。微妙に納得。

不思議なことに、渓流歩きを全行程書いた公的な無料のチラシがない。観光船か湧水ボトルの宣伝チラシの裏が簡単に入手できるガイドマップだが、あまりにも大雑把。仕方が無いので焼山の観光センターで400円の絵図面をゲット。焼山に行った意味はこれだけ。

にしても最初の5キロは余計だった。絵図面で「石ヶ戸までの半分は来たか?」と思っても、まだ5分の1とか・・・。途中でへこたれて、折よく来たバスに乗車し、石ヶ戸までワープ。

石ヶ戸で天ぷらそばで腹ごしらえ。石ヶ戸では、ペットボトル等町なかと同じ値段。わざわざ下から持ってくる必要なかった。

今日の予定は渓流歩きだけなので、のんびりとお散歩。トレッキングシューズ必要、といったサイトもあったが、いつものサンダル。ときおり細かい石が足の裏に入ることを除けば問題なし。

最初は、一つの瀬、一つの淵が面白くて写真を撮りまくっていたが、だんだん飽きてきた。だって、単調なんだもん。半分位(2時間くらい)歩くと、滝が増えてきて、これは結構面白い。渓流の右岸側、左岸側、いろいろなところから落ちてくる滝には遊歩道からは見えないものも多数ある。
かなり戻って、車道に上がらなければならないときなどは、ちょっと凹む。

通常3時間半のところを5時間。森林のフィトンチッドと、滝のマイナスイオンをたっぷり浴び、リフレッシュした。が、しばらく渓流はいいですわ。

子の口のみやげ物屋で、奥入瀬ビールの生で乾杯。遊覧船で休屋へ戻る。土産物屋のおばさんのアドバイスで船の左舷側に座る。こちらからのアクセスでは、殆どの見どころは左側。缶ビール片手に50分の遊覧の旅。

宿に寄り、ひと風呂浴びて着替え。この後、十和田神社の裏の占場へ。ここは断崖絶壁に垂直に近い角度で鉄梯子がかかってる。こわかったよぉ。朝のガイドさんが「危ないですから」と薦めなかった訳だ。でも、頑張ったご褒美に青い湖面を独り占め。

夕食は、まずは手近な店でヒメマスの刺身と生ビール。その後、前夜から気になっていた居酒屋へ。地鶏やヒメマスの燻製、いぶりがっこ、かんかい(コマイ)の一夜干しなどで地酒(鳩正宗の「八甲田おろし」)を頂く。

どうやら「当たり」の店で、地元のホテルや土産物屋の従業員さんや、朝のお散歩一緒だったレンジャーさんも晩飯を食いに来てた。

親方さんに「明日、半日だけなんですが、何をしたらいいでしょう。」と相談したら「明日は、天気も崩れそうなので、蔦温泉へ行ったら。」とのアドバイス。隣で飲んでいた関西からの熟年ライダーお2人も「今日入ってきたけど、いいですよぉ。」とお墨付き。んじゃ、そうしよう。

親方と十和田湖の町おこし(湖面をイメージした青いビールも開発したそうな。飲んでみたらベルギービールに似た酸味がある仕上がりでした。)なんぞについても熱く語りながら、閉店まで。宿に「すいません、門限に間に合いません」と電話一本。
楽しい夜でした。
2008年08月16日 11時44分21秒



十和田湖な夏休み(最終日)
最終日。6時半に目覚ましをかけ、宿の無料のパソコンに向い、蔦温泉やら、なにやらの情報収集。ふと気がつくと、外は土砂降りに近い。

7時に朝食。最後の入浴をして、宿を後に。ロケーションもさることながら、こじんまりしてて、いい宿だった。おいらにはピッタリ。(ただし、隣の部屋の音が筒抜け。一番目は、歯ぎしりが聞こえました。)

8時の青森行き1番バス。このまま乗り続ければ酸ヶ湯温泉にも行けるが、おとなしく蔦温泉へ。正解でした。1時間45分の滞在でしたが、たっぷり一時間、湯につかってました。無色透明のキレイなお湯が、ひばの湯舟の底から湧いてくるのだ。おならもしないのに、時折ぷくぷくと泡があがってくる。

雨音とお湯の流れる音を聞いているうちに、フっと意識が遠退く。究極の癒しの時間だ。

バス停前の土産物屋で、水で冷やした缶ビールを買い、予定のバスで十和田湖へ戻る。わだちに残った水をしぶきを上げて蹴散らしながらバスは進む。車窓のぶな林、渓流をながめながら、ビールで乾杯。途中から乗ってきた人は「こいつ、雨で歩けないからやけ酒か?」と思われたに違いない。

渓流には傘をさしたり、雨合羽をまといながら、うつむき加減で歩く人が多数。1日ずれてたらおいらもああなった・・・。偶然に感謝。

定刻に十和田湖着。初日と同じ駅の食堂できりたんぽ鍋と美酒爛漫。
あー、幸せ。地元の鳩正宗のワンカップ片手に13自発の盛岡行きバスに乗り込む。発荷峠の前と後で明らかに険しさがちがう。これも、カルデラ地形のなせる業だな。盛岡では、せっかくなので、じゃじゃ麺を食い、ちぃたんたんを初体験。
後は順調に進み、19時過ぎに自宅着。
癒しの3日間でした。
2008年08月16日 12時15分52秒



くそっ
こんな時間なのに眠れない・・・。
2008年08月19日 04時12分41秒



本日の手作り弁当(8/20)
夏炒め、茄子とインゲンの煮もの、雪菜のサラダ、ハムの卵焼き、韃靼そばふりかけ。
久しぶりに、近所の生協でちゃんと食材を買って、弁当を作りました。
夏炒め。いつものとおり、豚肉、ピーマン、茄子を献立いろいろ味噌と一味唐辛子で味付け。今日の仙台は日中、カーーっと暑かったから、このメニューがよく似合う。
インゲンと茄子は、酒、砂糖、醤油で煮て、仕上に紫蘇の実の佃煮をパラパラ。雪菜(なんて言うものが、夏にあってもいいのかn?)は少量のお湯で蒸すように湯がいたあと、シーザーサラダドレッシングで和えた。最初は、おひたしにしようと思ったのだが、少々苦みがあったので、変更。
一番塩辛くできあがったのが卵焼き(笑)。これは意外でしたわ。
2008年08月20日 18時51分53秒



オリンピック
読み返してみたら、日記に全くオリンピックが登場しない。
というのも、2週間ほど前にパソコンに外付けしてるテレビチューナーをパソコンが認識しなくなった=パソコンでテレビが見られなくなったのである。
だから、仲間が掲示板や日記に「北島すごい」とか「ボルト化け物」とか欠いているのもネットで後から確認するだけ。
http://www.gorin.jp/top.html

まあ、見なきゃ見ないで、何か困るわけではなし。リアルタイムでは、開会式の最後を五鉄で親方と一緒に見たのと、盛岡のじゃじゃ麺屋でフェンシングを見たのくらいかなぁ。
明日辺り、がららへ行って、大画面で鑑賞するか??・・・っても、明日は大雨。
2008年08月20日 23時50分29秒



【映】 ザ・マジックアワー
21日、女子ソフトの決勝戦の2点目まで見届け、降雨中断になったところで、長町のシネコンに上映開始と同時に駆け込んだ。客席には10名ほど。

三谷幸喜の『話題作』。仙台地区では22日で上映終了。しかも21日木曜日はメンズデーで1000円。こりゃ、見るっきゃないでしょう。

一言で言って・・・、とっても良い映画でした。いや、マヂで。
とっても笑えて、とっても泣けて。

冒頭、「マジックアワー」の意味の説明ぜりふ。なるほど、そういうことだったのか。日の暮れる直前のホンの一瞬の素晴らしいとき。(でも、今日が駄目なら明日を待てなのだ。) 人生にも同じこと。

こんな良い映画なのに。三谷幸喜が、宣伝のためにやたらとテレビに出ていたのはマイナスだったんじゃないかな。あの姿を見てうんざりした人もいただろうし、チョコチョコと見せられる名場面を見て、すっかり映画を見た気になった人もいただろう。いずれの人もわざわざ映画館に足を運ぶとは思えない門な。
「過ぎたるは、なお、及ばざるが如し」の典型ではないか。
それにしても、良い映画だった。
2008年08月23日 01時20分02秒



【読】 仮装行列 (戸川昌子)
市民図書館で鬼平を続けて借りているのだけど、丁度、予約が途切れちゃったので、ふと手にとった一冊。1967年に刊行されたこの本は、上流社会の男女の色と欲を描いた小説。みんな、腹の中で考えていることを隠して、振る舞っている・・・、これが仮装行列。40年前のため、性的な描写がとても婉曲的で好ましい感じがする。
しかし、当時の上流社会って、こんな感じだったのだろうか。日本道路公団に就職したエリート技師なんてのが出てくるんだけど、そうだったのかしら。
ところで、戸川昌子さんって、渋谷で「青い部屋」っていうシャンソニエをやってて、20年ほど前に2,3度、呑みに行ったことがある。最後はご自身も歌うんだけど、偉い作家さんなのに、とっても気さくなおばさんでした。一緒に写真を撮っておくんだったなぁ。
# と思って調べたら、喜寿の現在でも毎週、青い部屋で歌ってるらしい。
2008年08月26日 19時57分32秒



新・減量日記62
【8/10(日)〜8/16(土)】(kg)
68.9kg(19.4%)→68.6kg(19.6%)→68.9kg(19.7%)→?kg(?%)→69.4kg(17.4%)→68.9kg(19.2%)→?kg(?%)
全中から。少々高めだったのだが、この夏休み週間も引き続き高めである。
奥入瀬渓流を歩いた日辺りは、少しは減ってると思うのであるが・・・。67キロ台が目の前だったのに、69キロに行きそうになっている。

【8/17(日)〜8/23(土)】(kg)
?kg(?%)→?kg(?%)→70.3kg(19.9%)→69.1kg(19.5%)→69.0kg(19.5%)→69.0kg(18.7%)→69.7kg(19.7%)
で、週末にかけて、芝居のオフ、そして、実家での「飲み放題」のお陰で、69キロ台に逆戻りである。うーん、いかんいかん。
2008年08月26日 21時16分37秒



大曲の花火(1)
東京からだとアクセスするのに1日がかりなのだが、やっぱ、仙台からは近い。
高速バス(片道3時間)を使ったのだが、さすがに花火競技会当日は大曲行きの便はなく、全て横手か湯沢止まり。仙台発8:20で、昼前に横手に着くバスに乗り込む。心配していた高速の渋滞は、この時間にはまだなし。・・・が、途中停まったPAのトイレが大渋滞。バスが3,4台ほぼ同時に着いたこともあり、女性用トイレが100人以上の列。おかげで、出発が15分ほど遅れた。が、この遅れくらいで、横手駅到着。

バス降り場にいたバス会社の人に「焼きそばを食べたいのですが?」と聞くと、駅前の店を指さし「あそこで食べられますよ。500円です。」
「食い道楽」という、その店で横手焼きそばと生ビール。少し甘めのしょうゆ味の焼きそばに半熟の目玉焼きが載っかってる。具は挽き肉と玉葱??
うまい。続々と着くバスの客がどんどん入ってくる。あっという間に満席になり、店の外に行列が出来た。うん、タイミングよかった。

横手からはJRで大曲へ。普通列車で20分弱。この時間はまだまだ余裕で座れた。12:30大曲着。毎回お世話になるNIFTYのスキー仲間のご実家まで歩く。20分ちょっと。

東京組、福島組、磐城組は早朝にクルマで到着。買い出しも済ませて仮眠中。おいらも横にならせて貰う。

15時出発。さじきまで30分ほど。ビール、日本酒、ワインで宴会が始まる。が、この頃からポツリ、ポツリと雨が・・・。
2008年08月26日 21時22分16秒



大曲の花火(2)
雨の予報だったので、皆備えは万全。ゴルフウェアだったり、釣りのウェアだったり、とにっかく上下ともしっかり防水仕様である。
宴会は続く。枝豆、トウモロコシ、寿司、鶏唐、焼きそば・・・。後から後から、いろんなものが。
時折、雨が強くなってくると、気が付くとコップの酒が薄まってる(笑)

17時から昼花火。曇天なのだが、却って煙の色が白いバックに映えてる。ただ、雨のせいか、パラシュートが開かず、竜が真っ直ぐ落ちていくのが残念。

雨は降ったりやんだりだが、あまり気にならない。昼花火が終わったところで、1時間ほど休み。トイレタイム。この時点では15分待ちといったところか。

そして18:50、お待ちかねの夜花火。やっぱ、凄いですよ。ここの花火は。今年の創造花火は型物が目立ったですね。星、ひまわり、麦わら帽子、UFO、ネズミ、ブタ、未来から来た猫型ロボット等。
競技と違って、制限がないのか、企業提供の仕掛け花火の「力業」も凄かったな。あっという間の2時間余り。大会提供花火も凄かったけど、煙が過ごし残念だったかな。

最後はペンライトを振って、対岸の花火師さんにお礼。この瞬間が好き。
この頃には、殆ど雨は霧雨程度。撤収。屋台はかなりの売れ残りあり。人出が少なかったのかな。

10時半過ぎに友人宅着。交替で風呂に入り、まったりと宴会。おいらもスモークサーモンとスモークチーズを持ち込む。1人減り、2人減り。テレビでオリンピックを見てたら4時。さすがに寝ましたわ。
2008年08月26日 21時34分23秒



大曲の花火(3)
花火翌日。睡眠時間が短いけどスッキリ。良い酒だったからかな。9時過ぎに朝食。その後、テレビでマラソン。優勝したアフリカの選手が突然日本語でインタビューに答えたときには「これもCG?」

11時過ぎ、友人宅をお暇して、土産物を買いに近所のスーパーへ。職場へのお菓子と自分用に福乃友のワンカップ、嶋田ハムのハンバーグ、燻りがっこを購入。
その後、日曜日温泉泊まり組と別れ、磐城の仲間のクルマで土砂降りの中、仙台に送って貰う。泉の喜助で遅い昼食。自宅まで送って貰ったのが17時。
いやぁ、楽しい週末でござんした。
2008年08月26日 22時07分06秒



本日の手作り弁当(8/28)
嶋田ハムのハンバーグ、茄子炒め、温野菜サラダ、ゆで卵、きゃらぶきの佃煮、十二穀飯。
週末の大曲。地元の友達から奨められて買ったのが、地元のハム屋さんのハンバーグステーキ。150g472円だから、おいら的には、ちょいと贅沢。一個丸ごとはできなくて、半分に。
茄子はオリーブオイルで炒めて、塩とトマトケチャップで味付け。いつもなら味噌だけど、ハンバ−グに合わせてみた。
温野菜は、ブロッコリーとミックスベジタブル。レンジでチンして胡麻ドレッシング。ゆで卵はラップで包んで、炊飯器に放り込んでおいた。だから、カチンカチンの固ゆで、しかも黄身が偏ってます。いつもの十一穀飯にダッタンそばふりかけを混ぜてあるんで十二穀。
2008年08月29日 00時53分29秒



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