昨日、東京でスキー仲間の披露宴、2次会に出席した。ここでちょっとしたできごと。2次会の司会を頼まれており、直前までメールでいろいろと相談していたのであるが、披露宴でのスピーチを頼まれていることを失念していたのだ。 自分がそのことに気づいたのは、新郎新婦がお色直しで中座しているときに、新婦のお母さんから「本日はいろいろとお願いして・・・」とご挨拶を頂いたときである。「え?? 聞いてないよ・・・。」と頭の中が真っ白になったのだが、受付で配られた進行表を見ると確かに「共通の友人スピーチ ぴな(本名)」と印刷されている。ガーン。実は開式ギリギリに駆け込んだので座席表しか見ていなかったのだ。それによれば、私のスピーチは新郎新婦再入場の直後。ええっ、後がないじゃないか!! ・・・と焦ってもしょうがない。もう少し進行表を良く読むと、再入場ご新郎新婦は各テーブルを周ってプレゼントを配り、その後ウェディングケーキに入刀がある。よし、まだ10分くらいはあるぞ。 それから、自分に与えられた役割を考える。それまでのスピーチはそれぞれの職場の上司、そして所属するスキークラブのトップの方。さて、私は・・・と考えるとパソコン通信仲間というのが特筆事項である。二人の出会いもそこである。紹介せずばなるまい。昔だとパソ通を説明するのは「オタク」のイメージもありよくなかったがインターネットの世の中、まあ大丈夫だろう。 それから都連関係者もいるので、評議員としての発言も多少加えてもよかろう。 ということで、過去のひきだしからパーツを拾い出し(丁度、達人10で紹介した奴をアレンジ)、手近な紙にだーーっとメモして、構成し、言葉を拾い・・・ってのが終わった時は、新郎新婦が入場し終わったときでした。セーフ。 内容は残念ながら100点満点という訳には行きませんでした(今、思いでしても、あのエピソードも、このエピソードも、ということが一杯)が、終宴後に知らない方々に声をかけて頂いたので、プレゼンテーション技術(パフォーマンス)まで加えれば、まずまずのできということでしょう。 要は、基本を押さえておけばスクランブル発進も可能だということです。
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